~子ども主体でつくるお祭り計画~
今川茂保育園では「こども主体の保育」に力を入れています。 子どもたちの自分で考える力、自分で行動する力を育むために、子どもたちの話し合いの場を作って、子どもたちの意見で日々の活動を決めることを取り入れています。
ひまわりさんでは「バスに乗りたい!」という子どもの声から「バスに乗って何したい?」「どこに行く?」「いつ行く?」「誰に相談する?」と話し合ってもらい、みんなで意見をまとめてバス旅行を計画しました!その時には「電車が見たい!」「小学校に行きたい!」「お友だちのおうちを見てみたい!」という声から実際にプチバス旅行に行っています。
また、すみれさんでは虫や植物が大好きな子どもたちの声を聞き、子どもたちが自分たちで「すみれずかん」を作っています。興味のある虫や花を見つけては「先生これ撮って!」と写真を撮り、図鑑で調べては自分で図鑑を作っていきます!
現在は夕涼み会の内容について、まずはお祭りを知るところから始め、何がしたいか話し合ってもらい、その中から子どもたちが意見を出し合って盆踊りの曲から屋台の内容までを決めていきます。
なぜ今「子ども主体の保育」なのか?と言いますと、どんどん変化していく現代社会に対応していくためです。 AIの発達で簡単な仕事は全て機械が行うようになります。指示待ち人間では仕事がなくなってしまうでしょう。その他にもアフターコロナ、少子社会、SDGs、メディアの多様化、五年先の未来も予想が出来ないほどに社会は急速に変化していきます。 「今の子どもたちの65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く」ニューヨーク市立大学教授キャシー・デビットソンさんの言葉です。将来就く職業さえ予想することができないほどに急激に変化していく現代社会に必要な《チカラ》。 それは、変化に対応するための「自分で考えて自分で行動する《チカラ》」なのです。自分の個性を大切にし、自分の考えを持ち、対話を通して相手の意見も尊重できる。そんな子に育って欲しいという願いを持って日々保育を行っています。
 
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